今日は午前中会社をお休みして、結婚式にメッセージをくれたお客さんに挨拶に行ってきました。夫婦で。
彼女も先日辞令があり、そのお客さんのプロジェクトを離れることになったので、メッセージのお礼と、異動の挨拶を兼ねてです。
僕は7年間。彼女は6年間、二人とも社会人一年目の時からお世話になった横浜のオフィスですが、一緒に同じ用件でお客さんを訪ねたのは今日が初めてだったかもしれません。
怒られにも行ったし、何度も会議で寝たし、徹夜の作業も昼間の作業も、引越し屋さんのようなことまで、本当に何度も通った場所ですが、(12月に異動になってから)すごく久しぶりにいったこともあって、なんだかとても懐かしい感じがしました。
そういえばお客さんのオフィスの前は毎年綺麗な桜が咲くんですが、今年は満開の花は見れないかなーと思うと、ちょっと感慨深いです。ちらほらと咲きかけの花があり、春を感じさせます。
つい二~三日前には、長年お世話になった上司の退職のお祝いがありました。
その他、結婚したりする予定だったり、子供が生まれたり生まれる予定だったり、彼女と別れたり彼女ができたり、職場を異動になったり元の会社に戻ったり。
来週も送別会があります。彼女は6年間貯めた資料を捨てるのに大忙しだそうです。
社会人になって、随分長いことゆっくりだった時の流れは、最近急に駆け足になって、景色が変わっていくのはなんだか少し寂しい気もします。
学生の頃、僕が一番嫌いだった季節が春だったことをちょっと思い出しました。
まだ暖かさに浮かれるちょっと前のこの季節、僕らは相変わらず出合ったり別れたり忙しいですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
このブログを読んでくれている奇特な人に、高校の時に好きだった谷川俊太郎の詩を思い出したので送ります。
さようなら
ぼくもういかなきゃなんない
すぐいかなきゃなんない
どこへいくのかわからないけど
さくらなみきのしたをとおって
おおどおりをしんごうでわたって
いつもながめてるやまをめじるしに
ひとりでいかなきゃなんない
どうしてなのかしらないけど
おかあさんごめんなさい
おとうさんにやさしくしてあげて
ぼくすききらいいわずになんでもたべる
ほんもいまよりたくさんよむとおもう
よるになったらほしをみる
ひるはいろんなひととはなしをする
そしてきっといちばんすきなものをみつける
みつけたらたいせつにしてしぬまでいきる
だからとおくにいてもさびしくないよ
ぼくもういかなきゃなんない
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